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 淺岡敬史
 「ぼんやり」に潜む謎の脳活動 ――――

 最新の脳科学で「ぼんやりと過ごす」ことの重要性が浮かび上がってきた。脳の消費エネルギーのうち、意識的な活動に費やされるのはごくわずか。大半は「ぼんやり」だったと結論づけたから興味をひいた。ぼんやりとしているときには脳内にあるネットワークが生まれていて、「自己認識」「記憶」「情報の統合」など重要な機能を担っているらしい。じつはこのネットワークが、「認知症」などさまざまな病気との関連もわかってきたようだ。

 ただ、「ぼんやり」の定義が厄介だ。

平成三十年六月十日

 

輪郭の飾り


 淺岡敬史
 5年前、N元首相の手を撮った。
 現役時代はさておき、歴史を深く刻んだその手は、善悪、賛否は問わずに「政治」そのものなのかも知れない。皺そのものが呼吸しているようだった。
 
 今朝の新聞報道では、百歳になられたとの記事だった。
 ゆっくりお休みになって戴きたい。

淺岡敬史

 事務所には「ロン・ヤス」関係の展示などがいろいろあったが、目をひいたのが、「合掌する土偶」(縄文後期 国宝指定)の復刻された作品だった。
 天の一点を見つめ、力の限り深く祈る様子に思わず心打たれたのが昨日のようだ。この写真を見て、あらためて古代人の思いが、皮膚に食いこんできたのである。

平成三十年五月二十八日

 

輪郭の飾り

 


 淺岡敬史
 毎朝通る垣根の上に、もう10日ほど。
 この主もまた、僕に妄想に近い物語を提供してくれているのだ。

 そうそう、3年ほど前、黒のピンヒールも片方だけあったな。
 こんな被写体にも得難い気迫と志を覚えるのだから、僕もヤキがまわったのだろうか。

平成三十年五月二十三日

 

輪郭の飾り


 淺岡敬史
 フランス人はシーツの皺さえもアートに仕上げるが、我がニッポン人は、余り和紙を利用して商品を創るのだ。

 或る工芸家の展覧会で、端午の節句用祝儀袋を所望。義理の義理で親戚の子供用に用意したまではいいが、はてさて、いかほど包もうかで難儀してる。
 この年になってもろもろの難儀というやっかいな事が、まだまだ続きそうだ。

平成三十年五月四日

 

輪郭の飾り

 


 淺岡敬史
 夢想にお付き合いを・・・・・。
 寺友のS氏から「しょうゆ麹」なるものを教わった。彼は雑煮の出汁( + 発酵した唐辛子も半さじ)として毎朝使ってるとのこと。で、彼の指示とおりに酒麹200グラムと醤油200ccを毎朝3週間ほどかき混ぜた。
 味は思ったほどではないが、高貴な精神が宿っているように思えたから不思議だ。
 欲望が少ない「味」だ―――という夢想に遊ぶのもいいね。
 でもでも、合点が往かなかったので、グリーンペッパーを一振りしたら、これが化けちゃって美味になったよ。

平成三十年四月三十日

 

輪郭の飾り

 


 淺岡敬史
 ひょんなきっかけで、15年前に撮影担当した「遊就館の世界」で掲載したカットをデジタルデータ化し、某会報誌に2点のキャプションを付けて提供した。

 人間魚雷であった「回天一型」は遊就館の大展示室に堂々と横たわってました。じぃーと見入って、しばらく動かなかった若者。

 沖縄で戦死した息子に捧げられた花嫁人形。「日本男子として産まれ、妻も娶らず逝ってしまった貴殿を想うと涙新たに胸がつまります。今日ここに日本一美しい花嫁の桜子さんを貴殿に捧げます。」(原文ママ)と手紙が添えられておりました。

 「足を知る」を、もっともっと学ぶべきだね。

平成三十年四月十三日

 

輪郭の飾り

 


 
 有り難や、有り難やの我が家の借景。朝ビータイムが、唯一最大の楽しみになって久しいが、15分だけの幸せなのかな・・・・・。

平成三十年三月二十七日

輪郭の飾り

 


 淺岡敬史
 お気に入りのワンショットだ。
 パンダ生息地は、チベットから武力をもって強制的に四川省に編入されたことをほとんど知らされていない。日本全国にいるパンダは12頭。毎年リース料として上野公園の場合、雄雌一対で約1億円をアチラ様に支払っているのだ。
 合点が往かない話だ。

平成三十年三月二十一日

輪郭の飾り

 


 淺岡敬史
 淺岡敬史

 もう50年近く前になるだろうか。京都の松久朋琳仏師にお手紙を書いて撮影許可を戴いたことがあった。とても気さくな方だった記憶があり、僕はまだ10代だったからなのか、図々しく無遠慮にレンズを向けていた。残念ながらその写真、ネガは見あたらないが、当時より仏師という世界にとても興味があった。

 この度、大聖護国寺さまのご縁で、三十六童子の修復の模様を撮影できる好機を戴いた。

 まだ若い仏師の米澤さんではあったが、素材を彫る時の音にグッときた。この世界も熟練という時間の流れも大切だろうが、はやりセンスだと思う。
 技術は後からセンスに向かって必死に追っかけてくるだろう。

 今回は「音」を撮った。(孤嶋由昌師の吉慶漢語が流れてます。)

平成三十年三月十日

 

輪郭の飾り


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 なるほど、春の雨かぁ。
「春の雨」の名前をこう呼びたいな。

 春雨(しゅんう)甘雨(かんう)紅雨(こうう)
 雪解雨(ゆきげあめ)菜花雨(さいかう)

 猫毛雨っていう呼び名もあるらしい。

 豊穣の日本列島、萬歳だな。
 即買図書ですな。『雨の名前』高橋順子

 

平成三十年三月六日

輪郭の飾り

 

 

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 アラレを仕入れるのが億劫で、10年前に撮った雛サマだ。
 ま、いっか。
 さて御神酒だが、柚子焼酎を今撮ったぜ。

平成三十年三月二日

 

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 「K姉妹」繋がりなのか、知人が「NUDE」展を企画した。送られたきたチラシを見て、思わずクレームの文言が浮かんだ。
 「君はロダンを知らないな。」と。
  何故、パリのロダン美術館の入口にド迫力であたりを圧っし、しかも当然のように「鎮座」する作品をカバー写真に選ばなかったのか、とね。(アンティーブのピカソ美術館も同じ配列だよ。)

 腰が引けた「NUDE」展に怒りを込めて、プ先生の「饗宴」を、再々読中だ。

平成三十年二月二十八日

 

輪郭の飾り

 


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 超々薄氷の下に武士が嫌ったらしい落ち椿を強引に。
 落ちた首かぁ。うん、じつに美しいではないか。


輪郭の飾り

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 しずしずとレンズを向けた落ち椿だが、ここ一ヶ月、境内からの帰り道に待ってくれているのが「K姉妹」なのである。写真集がけっこう売れてるらしい。
 羨ましいな。汗笑)

平成三十年二月二十五日

輪郭の飾り

 


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 もう10年以上前の写真だな。この親父さまを中心に某誌で葉巻がらみの4ページを作るのだが、出会った場所がテンプル騎士団埋蔵金を売りにしているホテルだけに多少の「作文」は許されるだろう。
 取材元へ再使用の許可をいただき、はてさて、何を綴ろうか。
 それにしても、親父さま、いい「貌」だな。

平成三十年二月九日


輪郭の飾り

 


 
 或る蕎麦屋で5分ほど睨めっこ。
 仏教用語にある「餓鬼」も「鬼」のジャンルに入るのだろうけど、「畜生」をはじめ人間への戒めというより、都合のいいモノをつくるもんだな。
 仏さまに暇を乞いたい昨今だ。
 ちなみに、ここ10年、我が家では「鬼は内っっっ」「福は外っだ。」汗笑)

平成三十年二月三日


輪郭の飾り

 


淺岡敬史

 
 心打たれた9時。
 800ミリの長玉で撮った。(いわゆる盗み撮りだ。)
 10分ほど眺めてろうか。彼ら10代の若者が、SNSやラインを敬遠(生理的拒否)しているのが、なんとなく理解できたようなワンショットだ。

 世間で云う「リア充」「おともだち」にたいする拒絶なのだろう。寒空の下、彼らは、懸命に砥石で刃物を磨いていたのだ。
 「不便の利」を学んでいるのだろうか。

 「A I を制覇する国が、世界を支配するだろう。」
 と、或る政治家が云ったが、「新・新興宗教でもある技術進歩の代名詞となったスマホだが、「砥石と刃物」と向き合う少年たちに得たいの知れない将来を期待するしかないのだ。

 超進学校に通う彼らと、「悶々」を主題におしゃべりしたいな。

平成三十年一月二十五日


輪郭の飾り

 


淺岡敬史

 
 朝六時の境内。
 今年はじめての薄氷に白湯、そして月。月の下方に暁闇の明星が位置していたが、写真ではちょい無理だったな。
 独りよがりだが、これって十五分間の写真的信仰なんだな。

輪郭の飾り

 

 


淺岡敬史

 
 白菜の漬け物を自力で。赤唐辛子を軽んじたわけではないが、けっこうパワーがあり辛すぎた。
 でも三日ほどで味も落ち着き、フィニッシュの薄口醤油で満足、満足だ。

 暇だぁ ――――。

平成三十年一月十二日

 

輪郭の飾り


淺岡敬史

 撮影メモは2016年11月8日とあった。現役時代を彷彿とさせ、とてもお元気だったのに。311の後に日本一になった時は嬉しかったな。東北復興への大いなる契機だった。

 緩急剛柔、愛された闘将 ――――。
 ありきたりだけど、夢、ありがとう。 合掌。

 

平成三十年一月七日

 

輪郭の飾り

 


淺岡敬史

 淺岡敬史

 明日まで待てず、七草粥を炊いた。
 舌奥の分厚いコケが落ちたような思いだ。毎年、昆布風味なのだけど、今年は塩だけで勝負だ。

 大袈裟なな物言いだが、大宗教の懐の深さを味わったようだ。
 米粒が、折り目正しく胃に落ちてゆくような妙味だった。

 

平成三十年一月六日

 

輪郭の飾り

 


淺岡敬史

 空が高かった今朝の東京。
 外気2度はさすがに寒く震えは止まらないが、窓越しの一服に、思わず目を細めたくなった。
 たくましい老樹の影は、今朝も饒舌だった。

 

平成三十年一月二日

 

輪郭の飾り

 


淺岡敬史

 

 また年が明けちゃったな。
 
 正月くらいは、お酒は控えたいものだ。この「最近のこと」を始めたのが平成13年だから17年前か。二代目ポチ(18歳没)も元気だったな。さすがにポチ関連以外のリンク切れが多いよ。
 この頃に比べると仕事は激減、つまり収入も超激減。
 なに、減った分、消費しなければいいことだよな、うん。

 そうそう、激増したのは、教養と中性脂肪かな。汗笑)

 

平成三十年一月元旦


輪郭の飾り

 

 


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