タイワンリスとは
インド東部から中国南東部、および台湾原産のリス。
日本では昭和5年以降、ペットや動物園での飼育個体が逃げたり放たれたりして野生化した。
特定外来生物に指定されている。(人間生活、生態系への被害が確認されていて、国、地方公共団体、民間団体が防除することができる)
タイワンリスと二ホンリスの見分け方
|
|
|
|
タイワンリス (写真提供 葉山町) |
|
ニホンリス (Photo by Nakano) |
|
● ニホンリス |
お腹側が白く、目の周りにアイリング(白い縁取り)がある。
夏は茶褐色、冬は灰色、毛並みは、夏は短く、冬は長く厚くなる。耳の毛も伸びる。 |
● タイワンリス |
ニホンリスに比べ一回り大きく耳が丸い。尾も毛が厚く太い。
全体に灰色で夏冬同じ。グェッグェッ、キコキコなどと大きい声で鳴く。 |
地域でのタイワンリスの拡散を防ぎましょう。
人為的に持ち込まれた動物で、ニホンリスとの食料の競合が考えられます。
雑食で農産物や林業への被害が出ています。
建物や電線をかじることもあります(鎌倉市などの例)
これらの理由から防除が必要です。
被害を防ぐために
1 見かけたら、管理事務所0279-86-2111
または嬬恋村役場農林振興課 鳥獣害担当土屋氏(0279-96-0511)に通報
2 餌付けは絶対にしない(定着させるだけでなく、噛まれることもあり危険)
詳しくは 環境省自然環境局の『外来生物法』>『外来種被害防止行動計画』をご参照ください。
報告 中野/花の街
|