
ラ・タヴェルヌ・クロネンブール
24 Boulevard des Italiens 75009 PARIS TEL 01 47 70 16 64

"この店で一番いい男"のフランクさんは、爽やかな笑顔がとても印象的な好青年。
写真を撮ったら「後で送ってね」と恥ずかしそうに言っていた
![]() 数々の美味な料理を作り出す名シェフと、りっぱな髭がトレードマークのディレクター。 乗りがよく、楽しい話を沢山聞かせてくれた
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ル・グラン・カフェ・デ・キャプシーヌから東へ少し行ったイタリアン大通り。ここに面したラ・タヴェルヌ・クロネンブールは、20世紀初頭の貴族の館を利用したブラッスリーである。 「20世紀初頭、この通りは "グラン・ブールヴァール" と呼ばれ、パリの人々に親しまれていました。ガス灯や馬車、オペラ座が自慢であったパリのエスプリがここに集結され、この通りを歩くこと自体がモードだったんです」 何故か私の手を握りながら、のぞき込むように当時を語るディレクター。17年間もレ・フレール・ブランで働く、ベテラン中のベテランだ。
この店はアルザス料理がスペシャリテと聞いていたが、実はフランス・ミート・アカデミーの本場でもあり、神戸牛に勝とも劣らない美味しい肉料理が食べられるという。おまけにこの店のシェフは、肉と甲殻類の料理で数々の賞を受賞しているそうだ。フランスのグルメ評論家であるポール・ド・モンテニャックも絶賛するというのだからすごい。すっかりシュークルート気分になっていたのだが、せっかくなので両方頂くことにした。 メインにかなりの量を食べたので、デザートはやめ、ディレクターおすすめのアルザス風カフェLe Café à l'Alsacienneを注文してみた。これはグラスの下の方からブランデー、クリーム、カフェ、クリームといった感じに何層にもなっている温かい飲み物。1つだけオーダーしたので、ディレクターは気を利かせたのか、「Pour des amoureux」と言いながらストローを2本差して持ってきた。しばらく無言の我々であったが、ここはパリ。まあ、いいか。束の間の恋人を装いながら、眩い陽がまわるブールヴァールを眺めていた。 |

![]() パリでは珍しいブロンド色の木をふんだんに使用したギィーカントネ風の装飾。夜にはオーケストラによるカフェ・コンセールが行われる |
![]() "ブールヴァール" にどっしりと店を構えるタヴェルヌ。19世紀にはバルザックやアレクサンドル・デュマたちがここで集会を開いていたそうだ |
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