老犬ポチの闘病をきっかけに、本サイトを立ち上げました。
その後全快しましたが、平成14年5月27日未明、他界しました。
享年17歳と9ヶ月。大往生でした。

現在は三代目ポチ、俗称ネギが我が家の一員になりました。



「レオはどこ行ったの」7月22日 2006年

 我が家の老犬(ビーグル犬・雄)は2代目ポチと申します。
 
  初代(ビーグル犬・雄)は僕の旅行中に9歳で他界しましたが、2代目の誕生は1984年8月22日、今年の夏に17歳の誕生を迎えます。

  今年の3月に入ってまもないころ、左前足を骨折か、くじいたように引きずりはじめ、まもなく激痛がはしるのか悲鳴をあげるようになりました。電話で獣医さんに聞きましたら「足がしびれたか、攣ったのではないか」とおっしゃっていましたが、日を追うごとに悲鳴の回数が増えました。よく観察すると左前足そのものではなく、原因はもっと躰の奥にあるように思われました。
 
  レントゲン写真をみた獣医さんの診断は「変形性脊椎症」らしいとのことでした。ヘルニアの一種らしいのです。厳密な治療にはCTスキャンでより精密な原因を探ること、あるいは外科的手術ということでした。


首のところに突起物が発見された。

 

 


病気と闘うポチ。

 しかし、いずれも全身麻酔を必要とし老犬には危険性が伴うということで、とりあえず薬治療となりました。消炎薬を1週間ほど投与しましたが、さほどの効き目はなく激痛のあとは食欲も落ち、風呂場や玄関などいつもと違ったところに逃げるように「退避」します。
  ポチには病気という認識はあろうはずもなく、いつ、どこからくるか分からない激痛に、僕や家族をも恐れるようになりました。

 ふかふかなベットが好きなのに、湿った風呂場のタイルに横たわり、じぃーと恨めしそうにこちらを一瞥します。
飼い主が耐え難く、切ない心情になるのは至極当然のことでしょう。

 余命幾ばくもない老犬とともに、「いつもポチといっしょ」を立ち上げました。

1999年3月14日

 

元気なころ(10歳)の二代目ポチのお気に入り3点。
拾ってきたボールをコレクションしてました。



 

 





 
絶頂期のポチ 夏休みのポチ 冬休みのポチ 今月のポチ 闘病のポチ

 asaoka@jpmuseum.com