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  昨年の端午の節句でオイラは新聞紙で造った兜をかぶったが、節分ではオヤジさまが鬼になったよ。怖がらせようとしてウーウー唸っていたけど、オイラの興味はテーブルにある豆だけだった。

 かつては「福は内、鬼は外」と大声でベランダから豆まきしたらしいけど、若サマの「恥ずかしいから止めて」の一声で室内で「福は内、鬼は外」となったわけ。

 新宿歌舞伎町の鬼王神社、奈良の元興寺、天河神社などでは鬼が御祭神なので「鬼は内、福は内」となるらしいね。ま、いずれも神サマ、鬼サマなどは人間サマが創った都合のいい最強のシステムなのかな。


 都合がいいといえば、御神酒である。節分を祝い、さっそく呑っているね。そういえばキリストの血がワインだというし、あちらではバッカスなる神が一番人気があるらしい。 おっ、オチョコの鬼サマ、御菓子の福サマもご機嫌らしい。豆たちも笑っているようだね。夕方の散歩の時、向かいのビルから威勢のいい「福は内っっ、鬼は外っっ」が2回、3回。と同時にオイラの足下に豆がバラバラと落ちてきた。もちろん全部喰った。
 
  そうそう、鬼といえば若サマが幼稚園のころに聴いていた「山のおに 海のおに」(原作/浜田廣作 朗読/佐野浅夫)のLPレコードがあたったらしい。そのLPはMP3という姿になって、オヤジさまが悶々としているときに聴いているようだけど‥‥‥
 
 順序が逆になるけど、先月、近所で恒例の餅つきに参加。獅子舞のパフォーマンスも人気だったけど、やはり無料の餅3種と甘酒にみな群がっていた。あん、きなこも美味しかったけど、大根下ろしをまぶした餅は絶品だった。
 
  写真右はオイラの9歳の誕生日(1月23日)に、オクサマが特別料理を造ってくれた。「ネギ」の文字は好物のニンジン。バナナ、ミニサンドそして筍ごはんのミニ手巻きだった。30秒ほどでご馳走はオイラの胃袋へ消えちゃったけど、愉しい誕生日だった。
 オクサマ、いや、お母さんと言うべきかな。
 ありがとう、美味しかった。

 追記 巷で「実録・鬼嫁日記」が語られているけど誕生日の特別料理は、じつは鬼さまの祝福だったのかしらん。


 

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「ハリー姫」
「Jiro & Kuro」

友達です。
ボクにまけず、みな、いいご主人サマ持ちです。
遊びに行ってくださいね。



オヤジさまからのプレゼントだよ。


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