5月27日はポチ殿の三回忌。18歳ちかくまで生きたので大往生だね。近所のジロもクロも長寿だったようだ。人間サマもワン公たちも長生きにになったもんだ。
最上寺の住職が畜生類のためのダイバ品をあげてくれた。といっても送られてきたビデオが流れるだけだったけど‥‥‥
オヤジさまが「遺影に向かってお座りっっ」って大声だしていたけど、悪いけどオイラの関心はお供物だけだった。果物も添えた点心が美味そうだった。
生きている時に腹いっぱい喰うことが成仏に繋がる、とオイラは確信している。
なに、人間サマだって同じでしょ。合掌するんだったら、生きているうちに心で合掌し供養すべきだよ。成仏って、まことに都合のいい発想だね。もしかして、合掌ってじつは自分に対してなのかな‥‥‥。オヤジさまがボソッと言っていたけど、最近会ったこともない人の葬儀案内が知人からくるらしい。確かに冠婚葬祭って儀式は人間関係を円滑にするようだ。特に葬儀って死者に合掌するのではなく、遠路はるばる遺族に「挨拶」に出向くことに意味があるうだろうね、自分のために。