
オヤジ三昧の日々。
若い娘さんたちへの興味は尽きませんが、オヤジたちもなかなかの味をあぶり出しております。
豊田市美術館の副館長さんだったA氏とは鮟肝と日本酒で美術談義。「李禹煥展―感性と論理の軌跡」「20世紀イタリア具象彫刻展」 「現代美術―日本の心展」 「ASIANA―もの派展」「トニー・クラッグ展」「黒田辰秋展」「宥密法」「イン・ベッド」「宇宙御絵図」などを企画され、実践的美術館学を提唱されておられます。
A氏からのメールの署名にはちょっと怪しげな「サオ・π」のサイン。さて、みなさまお分かりでしょうか。
三日三晩話していても飽きを感じさせない、凛然として揺るがぬ美意識をお持ちのA氏なのでありました。


最近凝っているのが、H氏から教わった「絶望のパスタ」または「かわいそうな男」と蔑称にちかい名がついた「ペペロンチーノ」です。鷹の爪を使いたいところですが、乾燥輪切り唐辛子。絶望のだめ押しです。具がまったく入っていないので、パスタそのものが勝負となります。ザルそばと同じで、シンプルなだけに奥が深そうです。
山口からいらした広告マンのH氏のコメントは味に関しては特にありませんでしたが、ローゼンタールのプレート(魔笛シリーズ)とカトラリーにはご興味あったようです。
「孫にも衣装」とはいかなかったようです。サービスを忘れたサラダには、とっておおきのアンチョビを忍ばせておりましたが………。
H氏は現在山口大学 観光政策学科の院生でもあり、仕事の合間をみて全国行脚。まさに「光を観る」ことを学んでおられるのでした。
